3DSアンバサダーの先行配信VCソフトに『3Dホットラリー』は無かった




本日ついに、ニンテンドー3DS アンバサダー・プログラムバーチャルコンソール先行配信がスタートしたので早速ダウンロードしてプレイさせて頂いた。入手できるタイトルは以下のファミコン用ソフト10作品。
(参考までに、1991年にアスキーから刊行された「オールゲームカタログ1991」に掲載されている各ソフトの評価(★5つが満点)を引用させて頂いた。意外とシビアでした)


スーパーマリオブラザーズ(1986年)★★★★★
ドンキーコングJR.(1982年)★★
バルーンファイト(1985年)★★
アイスクライマー(1985年)★★★
ゼルダの伝説(1994/1986年)★★★★★
レッキングクルー(1985年)★★★
マリオオープンゴルフ(1991年)記載なし
ヨッシーのたまご(1991年)記載なし
メトロイド(1986年)★★★★★
リンクの冒険(1987年)★★★


今回の10作品は確かに「鉄板」だけど、あまりにもベーシック過ぎる気もする。例えば『星のカービィ』『ファミコンウォーズ』『ファイアーエムブレム』『銀河の三人』みたいな作品も入れてほしかった。あと今回はムリだったけど、3DSの立体画面でプレイできる『3Dホットラリー』の実現にも期待してます。

なお、ROM版の移植である『ゼルダの伝説1』は当然FDS音源サウンドが無く、ディスクシステム版の移植である『メトロイド』『リンクの冒険』にはFDS音源サウンドが入っている(GBAファミコンミニ版の3作品も同様の構成だった)。『ゼルダの伝説』もディスクシステム版からの移植にしてほしかった気もする。

ゲーム本体の移植度はとても高く、3DSの解像度に合わせた画面のスムージングも適度で見やすい。ただ、ゲーム本体以外の部分はちょっと物足りず、必要最小限の機能しか入っていない感じ。画面比の切り替えやボタン配置の設定なども含め、正式版での追加機能の充実に期待したいところ。疑似立体視機能(「BGは奥でスプライトは手前」程度の大雑把な視差を付ける)なんてムリっすかね。