5年間飼い続けたDSの犬たちは3DSの『nintendogs+cats』に引っ越せるんだろうか
世の中ありとあらゆる「おもしろ」であふれかえる昨今であるが、まさか同じソフトを5年も遊び続けるなんて思ってもみなかった。2005年に発売されたDS用ソフト『nintendogs』と『おいでよ どうぶつの森』、どちらも発売日に購入して以来5年間ずっと遊んでいる。「遊んでいる」というか、もう生活の日常の一部になった感じだ。
DSの画面の中にいる犬や村人たちに会い、世話したり会話したりする。もはや大した意味のないアイテムを拾ったり買ったりもらったりする。それが面白いとか飽きたとか関係なく、それはもう淡々と。正直、私にとって彼らは単なる「画面に登場するキャラクタ」をちょっとだけ上回る存在となった。さすがに「家族の一員」とまでは思わないけど。
だから、この2作品の続編がDSで登場しなかったことも、私はかえって有り難かった。続編さえ出なければ、この平凡な日常は何ごともなくずっと続いていくからだ。
しかし、DSの後継機であるニンテンドー3DSで、続編がついに登場するという。ぜひとも買わせていただきたいが、できたらぜひDS版の犬や村人たちとの「日常」の積み重ねを、あんまり損なわない形で3DS版に引っ越せるような仕組みを入れていただきたいと切に願う次第だ。
いつ発売されるかわからないけど、次もまた5年間遊び続けられるような作品になってくれたらとても有り難い。
しかし、5年後もゲームやってんのか私は。