13年越しの「二重生活からの解放」。人生とゲームが一体となる、PS Vitaの海外版CM


先日、PS Vitaの北米版/ヨーロッパ版CMが公開された。特にヨーロッパ版のCM「The World is in Play」がとても素晴らしいのだが、Creativity Onlineの記事によると、このCMは13年前のプレイステーションのCMを抜きには語れない内容になっているという。


1999年にソニーがヨーロッパで公開した60秒のテレビCM「Double Life」(二重生活)。映像中に登場する「普通の人々」の誰もが社会人としての(抑制された・平凡な)生活を営んでいるが、プレイステーションがあればゲームの世界でもうひとつの人生を体験することができる、という強烈なメッセージが込められている(その後クリオ賞(世界有数の広告賞の一つ)を受賞)。
あれから13年。今回の「The World is in Play」では、あの「Double Life」と同様の「普通の人々」が登場するが、かつて隔てられていた「人生」と「ゲーム」の境界線は消え去り、現実とゲームが渾然一体となった世界に人々が身を投じる様子が描かれている。
スマートフォンタブレット、そして3DSといったライバルがひしめき合う中、果たしてPS VitaはこのCMのように人々の生活の中に溶け込むことができるだろうか。

以下、元記事を引用します。
元記事:Sony Playstation Vita : The World is in Play | AdAge








180 Amsterdam制作のCMによって、PSPの後継者であるPS Vitaがベールを脱いだ。このCMでは明らかに、Frank Budgen監督による有名なCM「Double Life」に登場していたゲーマーたちを参考にしている。だが、今回のCMに込められたメッセージはまったくの別物だ。
「Double Life」のテーマは現実逃避であり、「平凡」な人生の外にある素晴らしいゲームの世界を、彼らゲーマーはひとり孤独に探索していた。しかし、Cary Fukunaga監督(映画「闇の列車、光の旅」「ジェーン・エア」)による今回の新しいCMのテーマは、PS Vitaによってもたらされるソーシャルな面と壮大なゲーム世界だ。
キャッチフレーズは「The World is in Play」。PS Vitaはイギリスで2月22日に発売される予定だ。

180 Amsterdam lifts the veil on the Sony PSP successor the Playstation Vita with this new trailer featuring head-on vignettes of gamers--clearly referencing the famous Frank Budgen-directed "Double Life" spot for the Playstation 2. But the message here is decidedly different. While "Double Life" was all about escapism, and the exciting worlds gamers could explore alone, outside of their "normal" lives, this new spot, directed by Independent's Cary Fukunaga (Sin Nombre, Jane Eyre) is all about the social aspect and the massive world of gameplay afforded by the device. "The World is in Play," the tag reads. The Vita is set to arrive in the U.K. on February 22.

関連:
Double Life (PlayStation ad) - Wikipedia
This Is Your First Vita TV Ad - Game Informer
■■(旧)速報@保管庫(Alt)■■ : [PSV]PSVitaの海外CM、1分版「The World Is In Play」はどこでもゲームがテーマのSFXCMに

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